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ロスタイム19分事件
ロスタイムが19分もあった試合があったね。何が原因だったの?
2018年11月24日。
J1リーグ第33節 清水エスパルスーヴィッセル神戸でその事件は起きた。
世界的名手『イニエスタ』や『ポドルスキ』といった選手のプレーやテクニックを注目はされる一方、 Jリーグも残り2節となり、残留争いやACL圏争いにほとんど関係のない2チームの試合は、Jリーグファンの中では熱意の低い、そこまで注目されない試合だった。
この目論見は大きく外れ、Jリーグ史上最も記憶に残る試合の一つとして歴史に刻まれたことは間違いない。
なぜ大きく注目されたのか?
この試合が注目されたポイントは大きく分けて3つある。
- 不可解に伸びたロスタイムの謎
- 負傷選手の存在
- ホームチームがGKのゴールで同点に追いつく
これらのポイントが試合にどのように影響し、注目を集めたのか改めて考察したい。
不可解に伸びたロスタイムの謎
この試合、ロスタイムは4分と表示され、通常であれば4分59秒以内には終わるべき試合であった。
しかし、実際には19分弱のロスタイムが発生した。そのため、別の試合を見ていた人たちが、試合が続いているこの試合に終結し、結果として多くの人が見ることとなった。
ヴィッセル神戸側としては、不可解に長いロスタイムにイライラし、結果としてラフプレーが増えてしまった。
詳しくは、この動画で解説されているが、ロスタイム中に試合が停止した時間もロスタイムとして追加したことが原因であるようだ。
間違いなく主審の判断ミスであり、Jリーグからもその旨の声明が発表された。
主審の判断ミスだったんだね
負傷選手の存在
この試合が荒れた一番の理由は「カードの基準が曖昧になった」点と「負傷選手が出た」点である。
3分15秒頃に連続的に発生したルーズボールに対する選手同士のコンタクトで、河井陽介選手と橋本和選手が負傷した。橋本選手は流血によりプレーを続行することができなくなり、河井選手は頭を強打した影響から、担架で運び出される結果となった。
このプレーは、間違いなく橋本和選手のファールであることから、プレーを止めるべき箇所であった。ここで試合を止めずプレーを続けさせたため、清水の選手側にもイライラを溜めさせる結果となった。
ファールで止めておけば、しっかりとしたファールの基準でプレーできていたでしょう。
不可解なロスタイムの長さは、プレーにも反映され、ファールの基準の甘さも相まって、ラフプレーが増えることとなりました。結果的に立田悠悟選手も負傷し、担架で運び出されることとなってしまいました。
イライラしても、ラフプレーはダメ
ホームチームがGKのゴールで同点に追いつく
ものものしい雰囲気となったこの試合では、年に1回程度しかないGKのゴールが不可解なロスタイム中に決まるということも起きました。
ヴィッセル神戸の選手からしてみると、終わっている試合のはずなのに、ゴールキーパーに点を決められ、主審への怒りが増えていきます。
その後は、ウェリントン選手が石毛選手への強烈なタックルから両チームがもみ合う大乱闘が起き、ウェリントン選手は退場。さらに2試合の出場停止が追加決定されました。
荒れた原因はどこにあった?
試合が荒れた原因は間違いなく柿沼主審にあったと考えています。
主審がロスタイムの解釈を間違え、さらに選手のプレーの制御もできなかった点。これが今回のロスタイム19分事件の真相と言えるでしょう。
3名の選手が負傷し、ウェリントン選手は計3試合の出場停止、ヴィッセル神戸は勝ち点を落とす結果となった今回の誤審に対して、Jリーグ側は原因の調査と審判団に対する厳格な処罰が必要であると考えています。
審判団へまずは、処罰を与え、反省を促がした上で下部リーグから挽回のチャンスを与えてあげて欲しいです。
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