Contents
Road to 2020 東京オリンピック
今年活躍するかもしれないルーキー選手を知りたい!
2019年のJリーグには、多くの新人選手が入団し、飛躍を遂げようとしています。
いきなりレギュラーに抜擢されたり、プロの壁にぶち当たったりと、選手個々に様々な成長曲線を見せてくれます。
高卒ルーキーの選手は「東京オリンピック」世代でもあり、チームで出場機会を得ながら、オリンピック代表への定着定着を狙っているでしょう。
大卒ルーキーも「東京オリンピック」世代であり、即戦力としてチームへフィットすることで、オリンピック出場を狙っていくことができます。
東京オリンピック世代の最年長年代である大卒ルーキーと、東京オリンピックの最年少世代である高卒ルーキーが入団する2019年のルーキーに期待大です!
日本代表の未来を担う選手が現れるのか、経歴や出場機会を考察します。
相馬勇紀(名古屋グランパス)
氏名 | 相馬勇紀 |
フリガナ | ソウマ ユウキ |
背番号 | 27 |
身長/体重 | 165cm/68kg |
生年月日 | 1997年2月25日 |
年齢 | 22 |
出身地 | 東京 |
2018年シーズンに特別指定選手として名古屋グランパスへ加入し、チームの残留に大きく貢献した「相馬勇紀」選手。
2019年シーズンは名古屋グランパスに正式加入し、スーパーサブとして期待されています。
相馬選手の最大の特徴は、サッカー脳の高さで、チームのためにプレーでき、監督の指示を的確に体現することができます。
相馬選手がピッチへ入ると、プレスがハマり、ボールが回り始めます。これは、相馬選手の的確なボールコントロールとポジショニングが生み出す効果で、2018年シーズンでは、相馬選手が出場した試合は8勝1分で、出場しなかった試合は6敗という結果に繋がっています。
相馬勇紀選手の特徴として、ボールの扱いに長け、自分でボールを運ぶことができ、ただのチームプレイヤーとは一線を画す存在です。
2019年 J1リーグの成績
試合数 | 9 | 出場時間 | 358 |
得点 | 1 | 出場割合 | 11.7% |
特別指定選手として、早稲田大学の学生でありながら名古屋グランパスに所属していた「相馬勇紀」選手。
リーグ戦34試合のうち、9試合に出場し、うち3試合はスタメンで出場しました。
限られた出場機会で1ゴール3アシストを記録し、非常に大きなインパクトを残しました。
また、名古屋グランパスの残留に貢献し、初出場の8月11日以降で出場した試合は勝率89%(8勝1分)、出場していない試合は勝率0%(6敗)と、相馬選手の有無がチーム状況に影響を与えたと言えます。
2019年シーズンは、レギュラーとしての活躍を期待したいところですが、名古屋グランパスの攻撃陣は「ジョー」選手や「ガブリエル・シャビエル」選手、「赤崎秀平」選手、「マテウス」選手、「前田直輝」選手など多くのタレントを擁しているため、出場機会を得るのも難しい可能性があります。
監督の求めるプレーができる「相馬勇紀」選手なら、必ず使われる機会は増えるでしょうし、チャンスをモノにすることもできるはずです。
相馬勇紀選手のプレー動画
東京世代のライバル
- 三好 康児(横浜FM)
- 神谷 優太(愛媛FC)
- 前田 大然(松本山雅)
- 伊藤 達哉(ハンブルガーSV)
- 堂安 律(FCフローニンゲン)
- 岩崎 悠人(コンサドーレ札幌)
- 安部 裕葵(鹿島アントラーズ)
- 久保 建英(FC東京)
- 佐々木 匠(レノファ山口)
- 伊藤 洋輝(名古屋グランパス)
- 森島 司(サンフレッチェ広島)
- 杉岡 大暉(湘南ベルマーレ)
- 菅 大輝(コンサドーレ札幌)
- 長沼 洋一(サンフレッチェ広島)
- 藤谷 壮(ヴィッセル神戸)
- 橋岡 大樹(浦和レッズ)
- 初瀬 亮(ヴィッセル神戸)
- 平戸 太貴(鹿島アントラーズ)
シャドーポジションには、A代表のスタメンに定着した堂安律選手を始め、U-21代表の10番を背負う三好康児選手や岩崎悠人選手、前田大然選手、U-19代表でしのぎを削る久保建英選手や安部裕葵選手など豊富なタレントに恵まれたポジションで、熾烈なレギュラー争いが待っています。
また、相馬選手はWBもこなすことができ、WBの選手もライバルとなります。
シャドーのポジションより、層の薄いWBのポジションを勝ち取るほうが可能性は高いでしょう。
そのため、現在多く招集されている橋岡大樹選手や長沼洋一選手、藤谷壮選手が主なライバルと言えます。
ライバルは代表経験が豊富なため、選出されるにはクラブでの出場機会が重要となりそうです。
ライバルに負けず、代表に定着してほしいですね。
東京オリンピックに選出される可能性
相馬勇紀選手は、2018年の東京世代のチームに召集されておらず、完全にノーマークの選手と言えます。
Jリーグには2018年シーズンの後半から出場をし始めたため、森保監督的には実力を図りかねている可能性があります。
シャドーポジションのポジション争いは熾烈で、割って入るには難しい部分もありますが、右WBのポジションは薄いため、招集される可能性は十分あります。
橋岡選手は、センターバックもこなせる空中戦の強さやフィジカルを持ち、長沼洋一選手はJ2で出場機会を得始めています。
ただし、両選手とも攻撃で違いを見せることのできる選手とまではいかず、攻撃的なオプションとしては使いにくい面もあります。
そのたま、Jリーグで攻撃に違いを生み出せることを証明することが、招集への近道です。
右WBの攻撃のオプションとして、招集される可能性もありますが、未だに招集経験が無いことやJリーグでの経験も少ないことを差し引き、東京オリンピックへ選出される可能性は20%と予測します。
果たして、選出されるのか?相馬勇紀選手の活躍に期待しましょう!