Contents
東京オリンピックへの出場
東京オリンピックのサッカーは、2020年7月23日に開幕します。
東京オリンピックへ出場できるのは、たったの18名のみであり、さらに23歳以下の選手である必要があります。
また、オリンピックではオーバーエイジ枠という23歳以上の選手を3名呼ぶことができるため、このオーバーエイジ枠をフルで使った場合、23歳以下の選手は15名しか選出されないことになります。
東京オリンピックへの出場枠は非常に狭き門であり、オリンピックの出場権争いは毎回激しい争いになっています。
この少ない出場枠と将来性に富んだ選手達、オリンピックのために出場機会を得ようとする姿勢などの面から、フル代表よりもこの世代のほうが好きだといった人も多くいるのも特徴です。
今回は自国開催である「東京オリンピック」の出場権争いに焦点を当て、招集されそうな選手の紹介をします。
東京オリンピックのゴールキーパー
東京オリンピック世代のゴールキーパーは1年前まで、実績を残した選手はいませんでした。
そのため、オーバーエイジ枠を利用する可能性が非常に高いと考えられていました。
今回のオリンピックだけでなく、ほかのオリンピックの時も、出場機会を得にくいポジションであるゴールキーパーという特性上、オーバーエイジが使われやすいポジションと言えます。
逆に言うと、2018年シーズンで一定の出場機会を得た選手が現れた場合、一気にレギュラーになれるチャンスのあったポジションと言うことになります。
そのチャンスを見事つかんだのが、今回紹介する「大迫敬介」選手です。
サンフレッチェ広島「大迫敬介」
サンフレッチェ広島に所属する「大迫敬介」選手。2018年シーズンに加入した2年目の選手です。
1年目は出場機会を得られずにいましたが、2年目は正ゴールキーパーの林卓人選手が怪我で離脱したこともあり、開幕スタメンの座を勝ち取りました。
開幕からコンスタントに出場機会を得つつ、サンフレッチェ広島の5戦連続無失点にも貢献し、ハイレベルな結果を出すことができるようになりました。
大迫敬介選手の特徴
大迫敬介選手の強みは確実なセービング力と、プレー中の落ち着き、そしてプレーの安定感です。
また、この世代でNo.1の経験を持っており、大崩れしないことが最大の特徴です。
派手なビッグセーブではなく、難しいセービングも簡単そうにふるまうことができます。
一方、PKや相手の選手との駆け引きといった点が弱みとして挙げられます。
GKのポジションの特性上、経験の大きさが非常に大きいため、Jリーグや国際大会での経験が大きく影響するでしょう。
大迫敬介選手のプレー動画
東京オリンピックへのライバル
東京五輪世代
- 谷晃生(ガンバ大阪)
- 小島亨介(大分トリニータ)
- 山口瑠伊(エストレマドゥーラUD)
- 波多野豪(FC東京)
OA枠
- 中村航輔(柏レイソル)
- シュミット・ダニエル(シント=トロイデン)
- 権田修一(ポルティモネンセ)
U-21代表時には「小島亨介」選手がレギュラーの座に君臨することが多かったですが、現在では世代の3番手となっており、競争の激しさがわかると思います。
大迫敬介選手は選出される可能性は非常に高いですが、もう一名の選手をだれにするか、そしてその選手の経験値をどのように増やすかといった点も非常に注目です。
過去の選出予想はこちら
2019年2月
東京オリンピックのスタメン予想<GK・CB編>
2019年8月
東京オリンピックのスタメン予想<4バック編>