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Road to 2020 東京オリンピック
今年活躍した若手選手を知りたい!
2018年のJリーグは、若手の活躍が目立ち、主役となる選手が数多く登場しました。
特に高卒3年目の選手は「東京オリンピック」世代ということで、チームで存在感を出しオリンピック代表へ定着したいところでしょう。
チームで主力として活躍するだけでなく、海外移籍する選手も登場し、黄金世代さながらの注目できる世代になってきています。
今回は3年目の選手で、U-21で出場したアジア大会などの国際試合とリーグ戦を並行しながら、チームで主力の地位を確保した選手をピックアップします。
日本代表の未来を担う若者たちを出場記録から評価します。
椎橋慧也(ベガルタ仙台)
氏名 | 椎橋慧也 |
フリガナ | シイハシ ケイヤ |
背番号 | 5 |
身長/体重 | 178cm/70kg |
生年月日 | 1997年6月20日 |
年齢 | 21歳 |
出身地 | 千葉 |
高校サッカーの名門市立船橋高校から2016年にベガルタ仙台へ入団した「椎橋慧也」選手。
ルーキーイヤーの2016年は出場がありませんでしたが、2年目の2017年には9試合、2018年には17試合出場と着実に出場時間を増やしています。
足元はそこまでうまくありませんが、ディフェンダーとして球際の強さやあと一歩が出る粘りのある選手となっており、ボランチやセンターバックをこなすことができます。
2018年シーズンは大岩一貴選手、平岡康裕選手、板倉滉選手に次いで4番手のCBとして、主に3人が怪我や出場停止、代表招集などで出場できない時に出場を果たしました。
また、シーズン終盤はボランチとしての出場機会を増やし、渡邉晋監督からの信頼も厚くなっています。
板倉滉選手の海外移籍により空いたポジションを奪おうと、2019年シーズンはCBとして出場を狙います。
2019年 J1リーグの成績
試合数 | 17 | 出場時間 | 1,321 |
得点 | 0 | 出場割合 | 43.2% |
リーグ戦34試合のうち、17試合に出場し、うち14試合で先発出場しています。
第16節の横浜FM戦ではスタメン出場したものの、8-2で惨敗し、椎橋慧也選手も前半36分に交代させられてしまいました。その後、21節まではサブの期間が続き、プロの厳しい面を痛感したことと思います。
21節以降はコンスタントにスタメン出場する機会も増え、2019年シーズンへつながる戦いとなりました。
2018年シーズン中盤の苦しい時期を乗り越えたことで、メンタル的にも一回り大きくなれたことでしょう。
2019年シーズンは、3バックの一角としてプレーする可能性が非常に高いです。怪我で開幕に間に合わないという報道もありますが、じっくり怪我を治し、出場機会を増やしてほしいです。
また、海外移籍した板倉滉選手の穴を埋める働きができるか、非常に重要なシーズンとなります。
椎橋慧也選手のプレー動画
東京世代のライバル
- 冨安 健洋(シント=トロイデンVV/ベルギー)
- 中山 雄太(PECズヴォレ/オランダ)
- 板倉 滉(FC フローニンゲン/オランダ)
- 橋岡 大樹(浦和レッズ)
- 立田 悠悟(清水エスパルス)
- 大南 拓磨(ジュビロ磐田)
センターバックには、海外組の「富安健洋」選手、「中山雄太」選手、「板倉滉」選手と実績十分な選手がおり、立田悠悟選手も清水エスパルスのレギュラーとして活躍しています。
その他、右WB候補の橋岡大樹選手や、左WB候補の杉岡大暉選手もセンターバックをこなすことができ、ライバルの多いポジションとなります。
現状、センターバック候補としては5番手に位置し、強力なライバルにかつ必要があります。
所属のベガルタ仙台では、ポジションがあり、レギュラーに定着できるチャンスがあるため、チャンスをものにして自分の武器を磨いていってほしいです。
ライバルに負けず、代表に定着してほしいですね!
東京オリンピックに選出される可能性
椎橋選手は2018年5月に行われた「トゥーロン国際大会」には招集されていますが、8月の「アジア大会」や11月の「ドバイカップ」へは選出されていません。
チームメイトにポジションの同じ「板倉滉」選手がいることから、チーム状況により選出されずらい部分もありますが、現時点で当落線上の選手と言えます。
また、多くの選手がセンターバックをこなすことができることから、ディフェンダーのバックアップを招集しない可能性も高いです。
一方で、海外組となった3名は、所属クラブが招集を拒否する可能性があり、誰かが招集拒否となった場合、椎橋慧也選手に白羽の矢が立つ可能性は高いでしょう。
そのため、椎橋慧也選手の選出可能性は50%と予測します。
果たして、選出されるのか?椎橋慧也選手の活躍に期待しましょう!