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Road to 2020 東京オリンピック
今年活躍した若手選手を知りたい!
2018年のJリーグは、若手の活躍が目立ち、主役となる選手が数多く登場しました。
特に高卒2年目の選手は「東京オリンピック」世代ということで、チームで存在感を出しオリンピック代表へ定着したいところでしょう。
U-21で出場したアジア大会などの国際試合とリーグ戦を並行しながら、チームで主力の地位を確保した選手をピックアップします。
日本代表の未来を担う若者たちを出場記録から評価します。
渡辺皓太選手(東京ヴェルディ)
氏名 | 渡辺皓太 |
フリガナ | ワタナベ コウタ |
背番号 | 33 |
身長/体重 | 165cm/61kg |
生年月日 | 1998年10月18日 |
年齢 | 20歳 |
出身地 | 神奈川 |
渡辺皓太選手は、豊富な運動量と卓越したテクニックでピッチを所狭しと走り回ります。
本職はボランチでありながら、裏への飛び出し、再度からのドリブルなど多彩な引出しをもっており、小柄ながら闘争心あふれるスタイルで大柄の選手にもしっかりとぶつかっていく度胸もあります。
所属している東京Vは最終節で6位へ滑り込み、昇格プレーオフへ進出しました。ジュビロ磐田との入れ替え戦まで進みましたが、残念ながら敗退となり、J1昇格を逃しました。
渡辺選手自身も、J1とJ2の差を感じ、J1クラブへ移籍したいと考えているかもしれません。
日本代表にはほぼ主力として、毎回招集されていますが、移籍により出場機会を減らしてしまうと、代表の座も失いかねないだけに、慎重に決めてもらいたいところです。
2018年 J2リーグの成績
試合数 | 36 | 出場時間 | 2,778 |
得点 | 2 | 出場割合 | 73.5% |
リーグ戦42試合のうち、36試合に出場し、うち32試合で先発出場しています。
また、渡辺選手はアジア大会の出場により、リーグ戦4試合分欠場となっており、実質81%出場となり、ほぼ主力としてリーグ戦を戦ったことになります。
渡辺皓太選手のプレー動画
東京世代のライバル
- 松本 泰志(サンフレッチェ広島)
- 板倉 滉(FC フローニンゲン/オランダ)
- 冨安 健洋(シント=トロイデンVV/ベルギー)
- 中山 雄太(PECズヴォレ/オランダ)
- 平戸 太貴(鹿島アントラーズ)
- 井上 潮音(東京ヴェルディ)
CBもボランチもできる選手がライバルとして立ちふさがります。
また、同じチームで同じポジションの井上潮音選手も東京オリンピック世代であるということで、このライバル関係も面白いですね。
ライバルに負けず、代表に定着してほしいですね。
東京オリンピックに選出される可能性
渡辺選手は2018年11月に行われた「ドバイカップ」や8月の「アジア大会」 、5月に行われた「トゥーロン国際大会」には選出され、主力の選手と言えます。
Jリーグでの実績はトップクラスで、ライバルはDFと兼任の選手が多く、本職のボランチとしてはファーストチョイスの選手でしょう。
しかし、ボランチのポジションはOA(23歳以上の選手)枠を使用する可能性が高いため、スタメンから外れる可能性はあるでしょう。
渡辺皓太選手の選出可能性は80%と推測します。
果たして、選出されるのか?渡辺皓太選手の活躍に期待しましょう!