【橋岡大樹】東京オリンピックへの道|浦和レッズ:橋岡大樹

Road to 2020 東京オリンピック

今年活躍した若手選手を知りたい!

2018年のJリーグは、若手の活躍が目立ち、主役となる選手が数多く登場しました。

高卒ルーキーの選手は「東京オリンピック」世代ということで、チームで存在感を出しオリンピック代表へ定着したいところでしょう。

U-21で出場したアジア大会などの国際試合とリーグ戦を並行しながら、チームで主力の地位を確保した選手をピックアップします。

日本代表の未来を担う若者たちを出場記録から評価します。

橋岡大樹(浦和レッズ)

氏名橋岡大樹
フリガナハシオカ ダイキ
背番号27
身長/体重182cm/73kg
生年月日1999年5月17日
年齢19歳
出身地埼玉

浦和レッズユースから浦和レッズへ加入したルーキーの橋岡大樹選手。

橋岡大樹選手は突出した身体能力を持ち、試合終了まで走り抜くことができる走力が武器です。

ユース出身ということもあり、レッズファンから大きな期待を背負い、チーム内でも上位の人気を誇っています。

走り幅跳びで昨年の日本選手権を制した橋岡優輝はいとこ。叔父の橋岡利行さんは棒高跳びの元日本記録保持者。母・深雪さんは中学記録をマークするほどの短距離選手で、父・和正さんは大宮東時代にドラフト候補に名が挙がる野球選手だったという。まさにサラブレッド。

浦和の“華麗なる一族”橋岡、いとこ優輝と東京五輪出場だ!― スポニチ Sponichi Annex サッカー

この記事でもあるように、親族に身体能力の高い人がいるスポーツサラブレッドということもあり、ルーキーでしたが、強豪の浦和レッズで出場機会を獲得しました。

本職はCBですが、サイドバックやWBもこなすことができ、浦和レッズでは右のWBで出場しています。

2018年 J1リーグの成績

試合数25出場時間2,240
得点1出場割合73.2%

リーグ戦34試合のうち、25試合に出場し、25試合でスタメン出場しています。

第7節にレギュラーに定着すると、その後は22節のジュビロ磐田戦以外でスタメン出場し、主力選手となりました。

選手層の厚い浦和レッズでルーキーながらレギュラーに定着するところに、橋岡大樹選手のスケールの大きさが分かります。

自慢の総力を武器にゴリゴリと仕掛ける姿勢も魅力の一つです。ここから、一つ一つのプレーを大事にし、成功確率を上げていくことで、チームの勝敗に関われる重要な選手へと成長できるでしょう。

橋岡大樹選手のプレー動画

ピンポイントのクロスで決勝ゴールをアシストした橋岡大樹選手のプレー

東京世代のライバル

CBをこなせつつ、WBをメインで出場していることから、WBの選手とCBの選手がライバルとなります。

左WB候補の杉岡大暉選手、菅大輝選手は橋岡大樹選手よりも実績を残している一方、右WB候補は橋岡選手が最も結果を残していると言えます。

右WBのライバルにはその他長沼洋一選手や初瀬亮選手、相馬勇紀選手などが候補として挙げられますが、東京オリンピックの時のファーストチョイスは橋岡選手になっていそうな雰囲気があります。

逆にセンターバックは層が厚く、なかなか枠に入ることは難しいでしょう。

そのため、WBのレギュラー候補であり、センターバックにアクシデントがあった時の保険としての選出となるのではないでしょうか。

ライバルに負けず、代表に定着してほしいですね。

東京オリンピックに選出される可能性

橋岡大樹選手は2018年5月に行われた「トゥーロン国際大会」には選出されたものの、11月に行われた「ドバイカップ」や8月の「アジア大会」 には選出されていません。

召集の結果からみると当落線上の選手ですが、WBのポジションとしてはJリーグでの実績はトップクラスで、「杉岡大暉」選手、「菅大輝」選手、「橋岡大樹」選手の3人のWBトリオは選出可能性は高いのではないかと予想しています。

ただし、右WBは層が少し薄く、GKやボランチ、FWと並んでOA枠を使う可能性があります。

さらに、左WBの杉岡大暉選手や菅大輝選手も橋岡大樹選手と同様、走力を武器としている選手で、攻撃が単調になる恐れがあります。

そのため、左右のバランスを取り、クロスが武器の平戸太貴選手や攻撃に特徴を出せる長沼洋一選手などが選ばれることも考えられます。

基本的には右WBのスタメン筆頭ではありますが、2019年シーズンの結果次第では、選考に大きく関わってきそうです。

そのため、橋岡大樹選手の選出可能性は70%と推測します。

果たして、選出されるのか?橋岡大樹選手の活躍に期待しましょう!

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<東京オリンピックの選出予想:GK・CB編>

<東京オリンピックの選出予想:WB・ボランチ編>