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Road to 2020 東京オリンピック
今年活躍した若手選手を知りたい!
2018年のJリーグは、若手の活躍が目立ち、主役となる選手が数多く登場しました。
特に高卒2年目の選手は「東京オリンピック」世代ということで、チームで存在感を出しオリンピック代表へ定着したいところでしょう。
U-21で出場したアジア大会などの国際試合とリーグ戦を並行しながら、チームで主力の地位を確保した選手をピックアップします。
日本代表の未来を担う若者たちを出場記録から評価します。
菅大輝選手(コンサドーレ札幌)
菅 大輝選手のプロフィール
氏名 | 菅 大輝 |
フリガナ | スガ ダイキ |
背番号 | 38 |
身長/体重 | 171cm/69kg |
生年月日 | 1998年9月10日 |
年齢 | 20歳 |
出身地 | 北海道 |
2年目の菅大輝選手は新監督のペトロビッチ監督が推し進める3-6-1のWBとして、1年間レギュラーを守り抜きました。
後半になっても衰えない走力が魅力で、左CBの福森選手との連携から左サイドを崩しは札幌の脅威となり、リーグ戦4位の立役者と言えるでしょう。
プレースタイルとしては、クロス精度は高いほうですが、一方でドリブルや細かいテクニックは苦手です。
アジア大会は惜しくも選出されませんでしたが、その後11月に行われたUAE遠征で見事日本代表へ選出され、存在感をアピールしました。U-21代表の基本戦術は3-6-1でクラブでやっているポジションがある状況で、クラブでの活躍が代表に繋がるでしょう。
2018年J1リーグの成績
試合数 | 33 | 出場時間 | 2604 |
得点 | 1 | 出場割合 | 85.1% |
リーグ戦34試合中33試合に出場し、うち32試合はスタメンでの出場となっており、ほぼ主力として出場しています。WBというポジションの性質上、得点が少なくなりますが、それでも得点力という点では課題が残ります。
走力に加え、攻撃・守備での武器を作ることができれば、間違いなくオリンピック代表へ選出されるだけの実績を持っています。
菅大輝選手のプレー動画
東京世代のライバル
- 杉岡 大暉(湘南ベルマーレ)
- 長沼 洋一(FC岐阜)
- 初瀬 亮(ヴィッセル神戸)
- 橋岡大樹(浦和レッズ)
ライバルに負けず、代表に定着してほしいですね。
東京オリンピックに選出される可能性
菅選手は2018年11月に行われた「ドバイカップ」や2018年5月に行われた「トゥーロン国際大会」には選出されましたが、8月の「アジア大会」には選出されず、現時点で当落線上の選手と言えます。
Jリーグでの実績はトップクラスですが、ライバル筆頭の杉岡大暉選手も実績十分で、やや菅選手のほうが劣勢に見えます。
しかし、WBのポジションはOA(23歳以上の選手)枠を使用しない可能性が高いため、Jリーグで実績を積めば、東京オリンピックに出場することは可能でしょう。
そのため、選出可能性は60%と推測します。
果たして、選出されるのか?菅大輝選手の活躍に期待しましょう!