【安部裕葵】東京オリンピックへの道|鹿島アントラーズ:安部裕葵

サッカー東京五輪
引用元: Evolving Data Labo

Road to 2020 東京オリンピック

今年活躍した若手選手を知りたい!

2018年のJリーグは、若手の活躍が目立ち、主役となる選手が数多く登場しました。

特に高卒2年目の選手は「東京オリンピック」世代ということで、チームで存在感を出しオリンピック代表へ定着したいところでしょう。

U-21で出場したアジア大会などの国際試合とリーグ戦を並行しながら、チームで主力の地位を確保した選手をピックアップします。

日本代表の未来を担う若者たちを出場記録から評価します。

安部裕葵(鹿島アントラーズ)

氏名安部裕葵
フリガナアベ ヒロキ
背番号30
身長/体重171cm/65kg
生年月日1999年1月28日
年齢20歳
出身地東京

瀬戸内高校から鳴り物入りで鹿島アントラーズへ入団した「安部裕葵」選手。

足元の技術に優れ、キレのあるドリブルを得意とする攻撃的なポジションの選手です。

負けん気の強さと、仕掛ける姿勢が評価され、2018年のベストヤングプレイヤーに選出されました。

CWCでは、メキシコのグアダラハラ戦に出場し、1ゴールを挙げる活躍をしました。次の試合のレアルマドリード戦でも先発出場し、世界に名を広めました。

2018年 J1リーグの成績

試合数22出場時間1,146
得点2出場割合37.5%

2018年シーズンは3週間程度の怪我をした影響もあり、リーグ戦の出場機会は伸びませんでしたが、リーグ戦やACLなどでは存在感を発揮し、後半戦は戦力の一人として、試合に絡むことが多くなってきました。

鹿島アントラーズの2018年シーズンは、リーグ戦では3位、ACLは優勝、ルヴァンカップはベスト4、天皇杯もベスト4という結果からも分かる通り、非常に多くの試合を戦いタフなシーズンを過ごしました。

非常に選手層が厚く、遠藤康選手・セルジーニョ選手・土居聖真選手・レアンドロ選手・安西幸輝選手に代表されるようにターンオーバーを行っても落ちないチーム力を誇っています。来シーズンの安部選手はその厚い選手層を突破し、主力として戦っていってほしいです。

安部裕葵選手のプレー動画

安部裕葵 Hiroki Abe ► 鹿島の若きファントム 2018

東京世代のライバル

安部裕葵選手のポジションである、攻撃的なMFは人材が豊富で、2018年のコンサドーレ札幌でスタメンを奪取した三好康児選手や海外組の伊藤達哉選手、バルセロナのユース出身の久保健英選手など多くのライバルが存在します。

Jリーグでの実績では、負けている選手もいますがACLやCWCで海外のチームと戦った経験は、何ものにも代えられない貴重な武器でしょう。

ライバルに負けず、代表に定着してほしいですね。

東京オリンピックに選出される可能性

安部裕葵選手は東京世代のU-21代表ではなく、U-19日本代表を主戦場に戦っており、2018年はU-21日本代表には選出されていません。

しかし、2018年シーズンにベストヤングプレイヤー賞を獲得し、成長著しい安部裕葵選手であれば、大逆転で東京オリンピックに選出される可能性も高そうです。

現時点の2列目の序列は、三好選手がファーストチョイスとなっています。しかし、絶対的な選手ではなく今後の成長具合では誰が選出されるのか分からないハイレベルなポジション争いとなるでしょう。

安部裕葵選手の選出可能性は40%と推測します。

果たして、選出されるのか?安部裕葵選手の活躍に期待しましょう!