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Road to 2020 東京オリンピック
今年活躍した若手選手を知りたい!
2018年のJリーグは、若手の活躍が目立ち、主役となる選手が数多く登場しました。
1997年生まれの選手は「東京オリンピック」世代ということで、チームで存在感を出しオリンピック代表へ定着したいところでしょう。
チームで主力として活躍するだけでなく、海外移籍する選手も登場し、黄金世代さながらの注目できる世代になってきています。
今回はプロ4年目の選手で、U-21で出場したアジア大会などの国際試合とリーグ戦を並行しながら、チームで主力の地位を確保した選手をピックアップします。
日本代表の未来を担う若者たちを出場記録から評価します。
中山雄太(PECズヴォレ)
氏名 | 中山雄太 |
フリガナ | ナカヤマ ユウタ |
背番号 | 5 |
身長/体重 | 181cm/76kg |
生年月日 | 1997年2月16日 |
年齢 | 22歳 |
出身地 | 埼玉 |
中山雄太選手は、柏レイソルのユース出身でボランチとセンターバックをこなせる選手です。
また、2017年にベストヤングプレイヤー賞を獲得したことからも分かる通り、東京世代を代表する選手です。
ボランチとしては、左足から精度の高いキックで攻撃を組み立てることもでき、高い危機察知能力で相手の攻撃の芽を摘み取ることができるのが最大の特徴です。
センターバックとしては、空中戦に少し弱い部分があり、海外で戦うことを考えると、ボランチのほうが適正があるのではないかと言われています。
2019年シーズンは、PECズヴォレへ完全移籍することが発表されました。PECズヴォレでも、ボランチで使われるのではないかと予想されています。
2018年 J1リーグの成績
試合数 | 19 | 出場時間 | 1,468 |
得点 | 3 | 出場割合 | 48.0% |
リーグ戦34試合のうち、19試合に出場し、うち16試合でスタメン出場しています。
2018年シーズンはチームとしてもクラブとしても苦しいシーズンでした。
チームとしては、所属した柏レイソルはJ2へ降格してしまい、チーム状況の立て直しのため、出場機会が減ってしまいました。
また個人としても、怪我のため8月中旬から9月末まで離脱し、リーグ戦やU-21のアジア大会の出場ができなくなってしまいました。
リーグ最終盤ではボランチで出場し、2試合連続でゴールを決め、ボランチへの適性を示しました。
中山雄太選手のプレー動画
東京世代のライバル
- 板倉 滉(FC フローニンゲン/オランダ)
- 冨安 健洋(シント=トロイデンVV/ベルギー)
- 渡辺 皓太(東京ヴェルディ)
- 立田 悠悟(清水エスパルス)
- 椎橋 慧也(ベガルタ仙台)
- 松本 泰志(サンフレッチェ)
- 神谷 優太(愛媛FC)
- 平戸 太貴(鹿島アントラーズ)
- 井上 潮音(東京ヴェルディ)
センターバックとしてのライバル、ボランチとしてのライバルが存在します。
富安選手や板倉選手、中山選手は海外組でボランチとセンターバックの両方をこなせる選手ということで、順当に選出されそうです。
ライバルに負けず、代表に定着してほしいですね。
東京オリンピックに選出される可能性
中山選手は2018年11月に行われた「ドバイカップ」や5月に行われた「トゥーロン国際大会」には選出されましたが、
8月の「アジア大会」には怪我の影響で選出されませんでした。
アジア大会には選出されていませんが、U-21世代の主力選手の一人で、Jリーグでの実績もトップクラスなため、選出される可能性は非常に高いです。
これまでのOA枠(23歳以上の選手)にはセンターバックの選手が選ばれてきましたが、実績と安定感のある選手がこの世代にはそろっているため、OA枠を使わないのではないかと予想します。
以上のことから、中山雄太選手の選出可能性は80%と予測します。
果たして、選出されるのか?板倉滉選手の活躍に期待しましょう!