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Road to 2020 東京オリンピック
今年活躍した若手選手を知りたい!
2018年のJリーグは、若手の活躍が目立ち、主役となる選手が数多く登場しました。
特に高卒2年目の選手は「東京オリンピック」世代ということで、チームで存在感を出しオリンピック代表へ定着したいところでしょう。
U-21で出場したアジア大会などの国際試合とリーグ戦を並行しながら、チームで主力の地位を確保した選手をピックアップします。
日本代表の未来を担う若者たちを出場記録から評価します。
岩崎悠人(コンサドーレ札幌)
氏名 | 岩崎悠人 |
フリガナ | イワサキ ユウト |
背番号 | 13 |
身長/体重 | 172cm/69kg |
生年月日 | 1998年6月11日 |
年齢 | 20歳 |
出身地 | 滋賀 |
京都橘高校から2017年に京都サンガFCへ加入した「岩崎悠人」選手。
2018年シーズンは不調なチーム状況の中、主力選手の一人として京都サンガFCを引っ張りました。
2019年シーズンはコンサドーレ札幌へ完全移籍することが決定し、初のJ1挑戦に期待が高まっています。
特徴としては、攻撃的なポジションはどこでもこなせる器用さに加え、持ち前のスピードを活かしたドリブル突破が魅力の選手です。
プロに入ってからは、シュート力や決定力の面で物足りない部分があり、シュートや得点力を克服できれば、J1でも屈指のアタッカーへと変貌できるでしょう。
2018年 J2リーグの成績
試合数 | 33 | 出場時間 | 2,164 |
得点 | 1 | 出場割合 | 57.2% |
リーグ戦42試合のうち、33試合に出場し、うち23試合で先発出場しています。
また、岩崎選手はアジア大会の出場により、リーグ戦3試合分欠場となっており、その試合数を差し引くと実質62%出場となり、ほぼ主力としてリーグ戦を戦ったことになります。
京都サンガFCは、リーグ序盤は降格圏へ沈むなど非常に厳しいチーム状況の中、チーム8位の出場時間数を誇り、チームに欠かせない存在だっと言えます。
一方で、得点が1点しかとれていないことにより、チーム状態が厳しいものとなったともいえるため、チームを勝たせるプレイヤーとして一皮むける必要があります。
コンサドーレ札幌のペトロヴィッチ監督は攻撃の構築がうまく、三好選手や都倉選手が移籍したこともあり、出場機会も十分にありそうです。
新加入の鈴木武蔵選手やアンデルソン・ロペス選手などライバルには実績のある選手がいますが、岩崎選手自身にとっては、非常に良いチームへ移籍しました。
ペトロヴィッチ監督の元、どのように飛躍していくか今から注目です。
岩崎悠人選手のプレー動画
東京世代のライバル
- 神谷 優太(愛媛FC)
- 伊藤 達哉(ハンブルガーSV)
- 堂安 律(FCフローニンゲン)
- 三好 康児(横浜FM)
- 安部 裕葵(鹿島アントラーズ)
- 久保 建英(FC東京)
- 佐々木 匠(レノファ山口)
- 伊藤 洋輝(名古屋グランパス)
- 前田 大然(松本山雅)
- 森島 司(サンフレッチェ広島)
A代表のスタメンに定着した堂安律選手を始め、2018年シーズンにコンサドーレ札幌で活躍した三好康児選手、U-19代表でしのぎを削る久保建英選手や安部裕葵選手など豊富なタレントに恵まれたポジションで、レギュラーを確保している三好選手。
FW登録の前田大然選手などもシャドーポジションの候補となり、熾烈なレギュラー争いが待っています。
ライバルに負けず、代表に定着してほしいですね。
東京オリンピックに選出される可能性
岩崎悠人選手は2018年11月に行われた「ドバイカップ」や8月の「アジア大会」 には選出されていますが、 5月に行われた「トゥーロン国際大会」 では選出されていません。
しかし、スタメン出場する機会も多く、出場機会を多くもらっています。
とはいえ、A代表スタメンの堂安選手がシャドーポジションのレギュラーとなる可能性が高く、OA枠(23以上の選手)を使用された場合、スタメンでなくなる可能性は高くなります。
また、コンサドーレ札幌には強力なライバルが存在し、岩崎選手自身も初のJ1挑戦であることは不安材料です。得点力にも少し物足りなさがあるため、2019年シーズンは苦しいシーズンになりそうです。
Jリーグの実績はあるほうですが、2019年シーズンにクラブで出場機会が少なくなると、選出漏れとなる可能性が高まります。
そのため、岩崎悠人選手の選出可能性は50%と推測します。
果たして、選出されるのか?岩崎悠人選手の活躍に期待しましょう!