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Road to 2020 東京オリンピック
今年活躍した若手選手を知りたい!
2018年のJリーグは、若手の活躍が目立ち、主役となる選手が数多く登場しました。
1997年生まれの選手は「東京オリンピック」世代ということで、チームで存在感を出しオリンピック代表へ定着したいところでしょう。
チームで主力として活躍するだけでなく、海外移籍する選手も登場し、黄金世代さながらの注目できる世代になってきています。
今回はプロ4年目の選手で、U-21で出場したアジア大会などの国際試合とリーグ戦を並行しながら、チームで主力の地位を確保した選手をピックアップします。
日本代表の未来を担う若者たちを出場記録から評価します。
三好康児(横浜FM)
氏名 | 三好康児 |
フリガナ | ミヨシ コウジ |
背番号 | 41 |
身長/体重 | 167cm/64kg |
生年月日 | 1997年3月26日 |
年齢 | 22歳 |
出身地 | 神奈川 |
川崎フロンターレのユース出身の攻撃的MF「三好康児」選手。
川崎フロンターレの厚い選手層に阻まれ、出場機会を求めて2018年シーズンはコンサドーレ札幌へレンタル移籍にて加入しました。2019年シーズンは横浜FMへのレンタル移籍が決定しています。
確かな足元の技術を誇り、コンサドーレ札幌ではペトロヴィッチ監督の始動の元、シャドーポジションで才能が開花。一気にスタメンを確保し、出場機会を得ました。
特にアタッキングサードでのパスやドリブルがうまく、チャンスを作りだす能力はJリーグでも上位の能力を持った選手です。しかし、得点力にやや難があり、得点数は3点と物足りない数字となっています。
代表では10番を背負い、2シャドーののレギュラーとして活躍しています。現時点ではスタメン候補の最有力ではありますが、2列目にはタレントが豊富なため、Jリーグで出場機会を失うと一気にレギュラーから外されてしまう可能性もあります。
2018年 J1リーグの成績
試合数 | 26 | 出場時間 | 1,776 |
得点 | 3 | 出場割合 | 58.0% |
リーグ戦34試合のうち、26試合に出場し、うち23試合で先発出場を果たしています。
また、三好選手はアジア大会の出場により、リーグ戦5試合分欠場となっており、その試合数を差し引くと実質68%出場となり、ほぼ主力としてリーグ戦を戦ったことになります。
コンサドーレ札幌がリーグ戦で4位へ躍進できたのは、三好選手をはじめ、ジェイ選手、チャナティップ選手、都倉選手、駒井選手などのレギュラー選手が良いコンビネーションで攻撃出来たことが一番の要因です。
2019年シーズンは、横浜FMのポステコグルー監督の元、ポゼッションサッカーで飛躍できるのか見ものです。
三好康児選手のプレー動画
東京世代のライバル
- 神谷 優太(愛媛FC)
- 伊藤 達哉(ハンブルガーSV)
- 堂安 律(FCフローニンゲン)
- 岩崎 悠人(コンサドーレ札幌)
- 安部 裕葵(鹿島アントラーズ)
- 久保 建英(FC東京)
- 佐々木 匠(レノファ山口)
- 伊藤 洋輝(名古屋グランパス)
- 前田 大然(松本山雅)
- 森島 司(サンフレッチェ広島)
A代表のスタメンに定着した堂安律選手を始め、2019年シーズンに三好選手の代わりにコンサドーレ札幌へ加入した岩崎悠人選手、U-19代表でしのぎを削る久保建英選手や安部裕葵選手など豊富なタレントに恵まれたポジションで、レギュラーを確保している三好選手。
FW登録の前田大然選手などもシャドーポジションの候補となり、熾烈なレギュラー争いが待っています。
ライバルに負けず、代表に定着してほしいですね。
東京オリンピックに選出される可能性
三好選手は2018年11月に行われた「ドバイカップ」や8月の「アジア大会」 、5月に行われた「トゥーロン国際大会」には選出され、主力の選手と言えます。
Jリーグでの実績もライバル選手と比較しても豊富で、かつ代表の10番を背負い、レギュラーポジションを確保していることから、シャドーポジションのレギュラー格の選手と言えます。
とはいえ、A代表スタメンの堂安選手がシャドーポジションのレギュラーとなる可能性が高く、OA枠(23以上の選手)を使用された場合、スタメンでなくなる可能性は高くなります。
しかし、現時点の選出状況から考えると、選出漏れとなる可能性は低いでしょう。
三好康児選手の選出可能性は80%と推測します。
果たして、選出されるのか?三好康児選手の活躍に期待しましょう!