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Road to 2020 東京オリンピック
今年活躍した若手選手を知りたい!
2018年のJリーグは、若手の活躍が目立ち、主役となる選手が数多く登場しました。
特に高卒2年目の選手は「東京オリンピック」世代ということで、チームで存在感を出しオリンピック代表へ定着したいところでしょう。
U-21で出場したアジア大会などの国際試合とリーグ戦を並行しながら、チームで主力の地位を確保した選手をピックアップします。
日本代表の未来を担う若者たちを出場記録から評価します。
田川亨介(FC東京)
氏名 | 田川亨介 |
フリガナ | タガワ キョウスケ |
背番号 | 27 |
身長/体重 | 181cm/70kg |
生年月日 | 1999年2月11日 |
年齢 | 20歳 |
出身地 | 鹿児島 |
サガン鳥栖のアカデミー出身の快速FW「田川亨介」選手。
180cmを超える身長と、高い身体能力を兼ね備える将来性豊かな選手です。
2018年のJ1リーグでは、リーグ開幕ゴールを挙げ、チームでの活躍が期待されましたが、期待ほどの活躍はできませんでした。
チームメイトには、金崎夢生選手やフェルナンドトーレス選手、イバルボ選手、豊田陽平選手と、経験豊富で実力のある選手がそろっていますので、他の選手から様々なことを吸収し、成長を遂げてほしいところです。
クラブでの出場機会が減少した関係で、 日本代表に招集されなくなってきています。
代表でのポジションはワントップ。得点だけでなく、裏への抜け出しやタメを作るプレーが求められます。田川選手自身、ストロングポイントであるスピードを生かした裏抜けは得意ですが、タメを作ったり、ポゼッションに参加していくことは、今後成長していくべき箇所です。
2018年 J1リーグの成績
試合数 | 23 | 出場時間 | 978 |
得点 | 2 | 出場割合 | 32.0% |
リーグ戦34試合のうち、23試合に出場し、うち9試合でスタメン出場しています。
前半戦はスタメンの機会も多く、出場機会に恵まれていましたが、チームとして得点力不足が浮き彫りとなり、田川選手自身もチャンスを掴み切れませんでした。
低迷するチームは、大物スペイン人FW『フェルナンド・トーレス』選手や『金崎夢生』選手など実力のあるFWを補強しました。結果として田川選手の出場機会は減っていき、田川選手自身としてはかなり悔しいシーズンとなったことでしょう。
田川亨介選手のプレー動画
東京世代のライバル
- 小川航基(ジュビロ磐田)
- 上田綺世(法政大学)
- 前田大然(松本山雅)
- 旗手怜央(順天堂大学)
大学生FWの上田綺世選手、旗手怜央選手もライバルとなります。
スピードタイプで言うと、前田大然選手との争いとなりそうですが、前田大然選手が一歩リードしている状況です。
ライバルに負けず、代表に定着してほしいですね。
東京オリンピックに選出される可能性
田川選手は2018年5月に行われた「トゥーロン国際大会」には選出されましたが、11月に行われた「ドバイカップ」や8月の「アジア大会」 には選出されておらず、厳しい状況の選手と言えます。
Jリーグでの実績はを重ねているものの、いまいち殻を破れず決め手に欠ける印象です。ライバルの筆頭は前田大然選手ですが、森保監督の起用法を見ると、前田大然選手がファーストチョイスの選手と言えそうです。
また、FWのポジションはOA(23歳以上の選手)枠を使用する可能性が高いため、FWの選出人数自体が少ない可能性もあります。
田川亨介選手の選出可能性は20%と推測します。
果たして、選出されるのか?田川亨介選手の活躍に期待しましょう!